利用者の内訳

過去ご来室頂いた利用者の内訳です。

年代

年代別では30代が最も多く、続いて40代、20代となりますが、比較的幅広い年齢層の方にご利用頂いております。
子育て中のお母さんからお勤めをされている方、学生、休職中の方など背景は様々です。
働いておられる方の悩みでは、職場での人間関係や働き方の悩みが多く、中でも医療職・福祉職などヒューマン・サービス従事者、感情労働に従事されている方が多い傾向です。

性別

圧倒的に女性のご来室が多いです。
女性と比べて男性はカウンセリングへの受診率が2割弱と低いですが、最近では男性のご利用も増えてきました。
男性は働いておられる方が大半ですので、夜の時間帯や土曜日にご利用頂くことが多いです。
「ストレスを家庭に持ち込みたくない」「妻の勧めでカウンセリングに来た」という方も近年増えてまいりました。

回数

「カウンセリングとはどんなものか試してみたい」、または問題内容に応じては1回で完結するケースもあります。
続いて2-10回の継続してカウンセリングを受けられる方は、自分と問題にしっかりと向き合い、共に伴走するケースが多く見受けられます。
中には、定期的に月に1回・5年以上も通われている方もいますし、そんな方は問題が生じたから利用するのではなく、ご自身のメンタルのバランスを取るためにカウンセリングが生活の一部になっているように感じます。

カウンセリング経験

当ルームにご来室頂く方は、カウンセリングが初めてという方が大多数です。中には、精神科でカウンセリングを受けていた方や、以前のお住まいで継続的にカウンセリングを受けておられた方もいらっしゃいます。
最近ではだいぶカウンセリングへの敷居が低くはなってきている印象ですが、それでもまだカウンセリングの門をたたくという事は勇気のいる行為なのかもしれません。いかに気軽にお越し頂くか、我々の役目ですね。

通院状況

こちらは心療内科及び精神科病院への通院歴を表したものですので、1度でも病院に罹ったことがあるとお答え頂いた方は「通院歴あり」としています。
病院で薬物治療をしているが、ゆっくりと話を聴いてもらえない、自分と向き合いたい、考え方を変えて楽に生きたいなどの声をよく聞きします。通院されている方は主治医の許可を頂いた上でカウンセリングをご利用頂いています。