ストレスとうまく付き合う
最近はストレス社会とも言われるほど、誰もがストレスを感じやすく、どんなに健康な人でも、睡眠不足が続くと身体のどこかに不調を感じたり、気持ちが落ち着かなかったりすることがあると思います。
うつ病は「こころの風邪」と言われることがあるように、こころ(精神)の病気は、いつ何どき、誰に対しても起きる可能性のあるものです。
そこで、ストレスとうまく付き合っていく為にまずはセルフケアが重要です。
セルフケアとは一言で言うと「自分の健康は自分で守る」ということです。
ストレスに気づかずにためすぎると、心や体に大きな負荷がかかり調子をくずしてしまうこともあるので、何より早期発見が大切。
ストレス耐久の強化や、リラックス法などのストレス発散方法を取り入れ、ストレスをご自分でコントロールする事が重要です。
例えば、イライラしている自分に気づく、落ち込んで不安な気持ちになっている自分に気づく。
まず無意識な部分を意識化することが第一歩。
ご自身の変化に気づき自覚し、気持ちを調整して、 発散する。
好きなことをしてみたり、リラックス法を取り入れてみるなども有効ですね。
そして、5 分程度でもいいので、ご自身の心の声に耳を傾けてあげてくださいね。
頑張っている自分を認め、労い、褒めてあげてください。
癒される時間も大切です。
また、ストレス対処法は私たちの強い武器になります。
セルフケアに関心を持ち、自らのストレス対処法を具体的に考えたり、ストレス対処力を向上できるような内容に工夫することが望ましいでしょう。
ストレスコーピングのバリエーションを増やす
コーピングとは「対処法」のこと。日々の中で感じる様々なストレスに対処できるよう、コーピングバリ エーションを多く持つようにしましょう。
例)
1. 感情をノートに書き出す
2. 友達に連絡をする
3. 会いたい人に連絡する
4. 呼吸を整える
5. マインドフルネス瞑想
6. 自律訓練法
7. 好きなドラマや映画を観る
8. お笑いを観る
9. 泣ける映画を観る
10. 音楽を聞く
11. 歌をうたう
12. 大声を出す
13. ぼーっとする
14. 寝る
15. 湯舟に長く浸かる
16. 料理をする
17. 好きなものを食べる
18. 散歩に出る
19. ストレッチをする
20. ジムに行く
コーピングのバリエーションは、お金も時間も掛けずに、手軽に出来るものが良いでしょう。