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向精神薬 薬の飲み心地

私たち心理師は、心理療法を行う上で、向精神薬について教科書レベルの知識を押さえ、副作用を把握していなくてはなりません。

カウンセリングルームは医療機関ではない為、薬の処方はできませんが「薬の飲みご心地」について触れることが多く、向精神薬への使用への不安や、副作用への話題・質問等多岐にわたります。

薬を多剤併用している方の不安は増大傾向にあり、薬への恐怖心や抵抗感は「効き目」への影響にも大いに関係していると感じています。

望まない副作用が出てしまう事を「ノセボ効果(反偽薬効果)」と言いますが、ノセボ効果によって薬の効果が30%も低下することが分かっているそうですよ。

薬への抵抗感が強い方は注意が必要ですし、人間の心理が生理学的に影響するのは、科学的にも面白いですね。

中井先生は以下のように言われています。

「患者が薬の作用に賛成すると、少量でよく効くようになる」

「薬の力で患者をねじ伏せようとすると、大量の処方が必要になる」

薬の作用に賛成してもらえるかどうかは、担当する支援者の腕によるところが大きい。

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そして、薬物療法が第一選択であるケースもあります。

そういった場合は体感的にですが、カウンセリングが適さない時期であることもあり、まずは投薬での回復を優先すべき期間であることをお伝えする場合もあります。

本人に病識があるのか・ないのか、服薬の管理を本人に任せられるかという対応も必要となりますね。

ただ、逆に副作用がなく上手に付き合っている方も多くいます。

そんな方は主治医との信頼関係が強い印象を持ちます。

「心に働く薬は信頼関係があってこそ効く」のかもしれませんね。

薬は杖のようなもので「今は必要だが、歩き方がしっかりしてくると自然にいらなくなるもの」であることを理解し主治医と相談しながら納得した薬を使用をされたいですね。

また、処方されている薬の効果などをご自身でも把握しておくといいですね。

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