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9月に入っても厳しい残暑が続き今年の夏は長く感じますね。そろそろ夏の疲れが出てくるころ、秋の訪れが待ち遠しい今日この頃です。

さて、政府機関が実施する月間・週間などの行事ごとですが、9月も多くの活動が実施されています。

9月は「自殺予防週間」があり9月10日から16日で実施されます。

この活動は、国や県・市町村が連携して、自殺や精神疾患についての正しい知識を知り、また偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等についても理解を深めていただくことを目的としています。

ところで、9月の自殺予防週間、3月の自殺対策強化月間中のテレビCMや啓発ポスターなので「話してみよう・相談をしよう」というメッセージが流れます。このメッセージを客観的にみると、相談というのはいかに難しく躊躇してしまう行動であることがうかがえ、このようにわざわざ「話してみよう・相談をしよう」と発信をしなくては相談ができないのが現状だということにがわかります。

誰かに助けてほしいと求めることを「援助希求」言いますが、そもそも本人が辛さを感じられずにいたり、辛さを感じていても自身の状況を誰かに吐露することができずに、悩みをひとりで背負ってしまい相談しないケースもあります。そこで孤独感を抱き孤立してしまうということも多々あると思うのですよね。

少しだけ誰かに寄りかかれたり、弱音を吐ける人がいたり、頼れる大人がいたり、それが難しいようならば専門機関を利用し援助を求められるよう、予防や支援体制を整えていかねばならないと思います。

また、マスメディアがしばしば自殺について報道をすると、ウェルテル効果(著名人の自殺報道に影響されて、自ら命を絶つ人が増える現象)が生じます。そんな時期は頻繁にいのちの電話相談の案内が広告されますよね。わたしたちはテレビを観なくとも、インターネットなどの情報に触れて様々な刺激を無意識に浴びています。誰かに助けを求めることは、決して恥じることではありませんから、ひとりで抱え込まずに勇気を出してSOSの発信してほしいと思います。適切な支援体制が取れるよう私たちも努力せねばならないと思います。

それから、9月20日から26日は動物愛護週間です。

動物への理解と関心を深めることを目的に、動物福祉の向上や、言葉を介さない動物の命を守る活動になるそうです。わたしも動物好きなので、実施にどんな方々(団体)が、どのような活動をしているのかを今年は多くの情報を得てみたいと思っています。まずは関心を持って「知る」ことから初めてみようと思います。

TOPの写真はジニアです。5月に小さな苗を分けてもらい庭先に植え付けたのですが、この猛暑の中、次々と花を咲かせるたくましいお花です。夏から秋までの百日という長い間咲き続けるので和名では百日草とも呼ばれています。切り花にしてもとても長く楽しめ、今ルームを華やかにしてくれていますよ。

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