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ファミリー・サポート・センター事業

平成6年度に厚生労働省による国の補助事業としてスタートして以来、センター数は年々増加しています。

ファミリー・サポート・センター事業とは、「子育ての支援を受けたい人(依頼会員)」と「子育てを支援できる人(提供会員)」が会員登録をし、センターのアドバイザーが橋渡し役となり、会員同士で子育て支援を行う有料システムです。

働くお父さんお母さんが安心して仕事と育児を両立できるように、また、子育て中のお父さんお母さんが用事があるときなど子どもを預けられる場所があるというのは非常に心強いですね。

当ルームにお見えになる方にも、実際に利用されている方や、逆に依頼を受けている方がいらっしゃいます。

また、会員登録はしたけれどまだ利用をしたことがない方や、そもそもこの制度を知らない方もおられます。

ファミリー・サポートの利用は市内在住で、0歳~18歳未満までの乳幼児・児童を子育て中の人なら誰でも会員になれます。

主な活動内容は

・保護者の病気や用事の時などの預かり

・冠婚葬祭や学校行事の時などの預かり

・保育園・幼稚園・小学校・児童クラブなどの送り迎え

・保育園・幼稚園・小学校などの始業前、終業後の預かり

・子どもが軽い病気などの時の預かり(説明会に参加後、ご利用ください)

利用料は1時間につき600円(平日7時~19時)です。詳しくはHPにてご確認ください。

提供会員さんのお話を聞くと、一定のご家庭のお子さんと契約を結び、徐々に顔見知りになり、次第にお子さんの性格やクセなどが把握できるので、親戚のおばさんのような感覚になり非常に預かりが楽しいと話されていました。

核家族化が進む中、近くに頼れる者がいない状態で子育てをされている方が多くいらっしゃいます。片親で子育てをされている方や、急遽仕事の残業が生じた場合や急用など、このような支援を受けられるというのは有難いですね。

私も振り返れば子育て中は、フルタイムで働きながら、毎日最寄り駅への送迎と、習い事の送迎などで、随分とタイトなスケジュールで動いていたと感じます。この時にこの制度を知っていればもう少し余裕のある子育てや生活が送れたかもしれません。

また、依頼会員の割合は増えているが、提供会員の数が減少しているそうです。

里親制度も同様、まずは私たちが理解を深めていきたいと思います。

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