ココロの Bansousya マスク着用について

つぶやき記事

子育て

当ルームには、子育て真っ最中で奮闘されているお母さんが多くお見えになります。

子育ては月齢により悩みは異なり、四六時中子どもとその成長に向き合うということは本当に大変なことです。

うまくいかないこと、思い通りにならないこと、失敗することなんて日常ですよね。

渦中にいると、感情的になり、つい余裕がなくてイライラしてしまうこともある、そうなると自己嫌悪に陥り、悪循環の渦に巻き込まれてしまう。

子育てとは、何が正解か不正解かわからないですし、母親業は仕事と違って、評価されることも褒められることもないから、ちょっぴり孤独を感じてしまうこともあるかもしれませんね。

わたしは娘が2歳の時に仕事復帰をして、娘が小学校に上がるとき仕事がピークに忙しく、娘はさみしい思いをさせました。


母親として、全然完璧ではなく、当時は情けなく思うことも多々ありましたが、その中でもわたしにも誇れることがひとつ。

それは、小学校1年生から始めた交換日記です。

娘は気持ちを表に出すタイプではなく、そしてわたしは仕事を忙しくしていたので、直接交わしきれない会話を補うため、娘とのコミュニケーションツールとして交換日記をはじめたのでした。

私は娘に「おかえり」と書き出し、娘は私に「1日の学校での出来事、嬉しかったこと、悲しかったこと」を書いて、お互いの思いを交換をしました。

娘が小学1年生から中学2年生までの8年間、9冊のノートがふたりの文章でびっしりと埋まり、そこには微笑ましい親子の会話がきちんとありました。


日記を読み返すと、いつもいつも「お仕事頑張ってね」とエールを送り続けてくれた娘はわたしの一番の応援団であったこと。でも応援してくれる背景には、彼女なりにたくさん我慢してきたこともあったのであろうと想像すると胸が痛むけど、娘には、一生懸命頑張るお母さんの背を見せられたのではないかと思います。

母親として、たまに手を抜いていたけど(笑)、わたしなりにその時その時の全力で娘に向き合っていたんだろうから、100点満点のお母さんではないけど、自己採点では70点?いや75点は貰ってもいいのではないかと思う。

子育てとは何が正しいのかわからないけど、その家庭それぞれの事情の中で、愛情の注ぎ方は異なりますから、まじめで一生懸命なお母さん、自責を一人で背負わないでくださいね。

娘の結婚式から1週間が経ちました。

花嫁から両親への手紙の中でこの「交換日記」のことが触れられていました。

娘が交換日記を「宝物」であると表現してくれたことに、わたしの子育ての時間がとても肯定的な景色に変わり、とても嬉しかった!

親バカだけれど、娘は人の気持ちに繊細で、優しく、かしこく、キュートな女性となりました。

これも娘の道筋を常に考えサポートしてくれた主人や、娘に関わってくれた多くの方々のおかげです。

過ぎてしまえばの感想ですが、子育てとはあっという間だったな~と思います。大変なこともあったけれど、とても楽しかったな!


いつもまじめで一生懸命頑張っているお母さん、たまには肩の力を抜いてくださいね。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。