つぶやき記事

いつか体験してみたいお遍路

先日、クライエントさんから四国お遍路に行かれたお話を聴かせていただきました。

白衣(はくえ)を着て、菅笠(すげがさ)をかぶり、金剛杖(こんごう‐づえ)を持って、88か所の寺院を巡る旅、お遍路(おへんろ)。

実際に見せていただいた、納経帳(のうきょうちょう)と御影帳(おみえちょう)はご利益を感じずにいられませんでした。一般的な御朱印帳の2倍のサイズほどの大きさで、しっかりとした厚みがありました。

納経帳は、日付は入ってはいない御朱印で、各札所の本堂と大師堂の順番で読経してから、ご縁を結んだ「しるし」にいただくものだそうです。

一方、御影帳は、本尊の分身を大事に保管するもので、四国遍路で御宝印をいただくと授与される各札所のご本尊様の分身だそうです。右側のページにはお寺の写真、右側には、いただいた御影を入れられるポケットがついていて、記憶を閉じる1冊になりそうでした。

クライエントさんは、「まるでスタンプラリー」みたいだとおっしゃいましたが、その感覚とても良くわかります。想像ですけど、巡る寺院が増えていくにつれ御朱印をもらうためのやっつけ仕事になってしまいそう。そして、人間心理に刻み込まれた収集本能が掻き立てられますよね。

収集と言えば、わたしは御朱印帳や、道の駅スタンプをコレクションしています。

そして、(隠れ)切手収集マニアであります。

切手帳というストックブックに、限定切手や記念切手、プレミア切手やそれこそ海外の切手などコレクションしています。誰に見せるわけではありませんが、集める楽しさというのは自己満足欲求を満たすのでしょうね。

おっと話が逸れましたね。お遍路がスタンプラリーにならない為に、本堂と大師堂の順番で読経をして、こころを込めた巡礼を心がけるのだそうです。

お遍路の目的とは、88の寺院を巡ることによって煩悩が消え、願いがかなうと信じられてきたそうですが、お遍路に出掛けようという思うきっかけは人それぞれであると思います。

そして、参拝巡りをしているとき、巡礼が終わった後、どんな思いに触れるのでしょうか。四国の自然、お寺の歴史や神秘、人の温かさ、同行者との関係。そして、最後にどんな達成感が待っているのか達成した者でしか味わえない感覚があるのでしょうね。

わたしもいつか体験してみたいと思っています。ハイブリッド遍路で・・・(車)

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