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カウンセリング

支え

庭先のピンク色の薔薇の花が終わりに近づき、花の盛りが少し名残惜しく感じられる季節になりました。5月も中旬、新生活の緊張が少しずつほぐれつつも、気持ちの疲労感を感じやすくなってはいないでしょうか。心が疲れたときは、温かいものをお腹に入れて、早めに体を休めてくださいね。

さて、定期的に受けているスーパーバイズ(指導)も、気づけば10年になります。

より安全で、より良い支援を続けていくための、大切な取り組みのひとつです。

私たち心理士は、一人で考えて支援しているように見えるかもしれませんが、その背景には、他機関との連携を含め、バイザー(指導者)からの助言を受けながら、自分の関わりを定期的に見直す時間があります。

私の指導者は、何事にも真剣に向き合う、とても厳しさのある方です。

時に鋭い一手を受けることもあり、滅多に褒めてもらえることもありませんが、それでも自分の臨床を否定されたことは一度もありません。人から人へと伝えていく技法や作法だけでなく、臨床に向き合う姿勢そのものを教えていただけることは、貴重な学びです。

毎回、指導者との対話の中で、ケースの見立てや介入、クライエントさんの理解や関わり方を学んだりしながら、少しずつそれらが自分の中に根づくような感覚を得ています。

こうして身についた視点や関わり方は、やがて自然に使えるものとなり、臨床現場で活かされていきます。これを心理の世界では「内在化」と呼びます。(外から得た関わりや感覚が、自分の中のものとして定着していくようなことです。)

この内在化は、カウンセリングの場でも起こっています。

クライエントさんが、心理士との対話の中で感じた安心感や視点を、少しずつ自分の中に取り入れていく。それがやがて、日常の中で活かされて、いつかはカウンセリングの場を離れても、自分の中にあるもう一つの視点として、支えになっていくこともあると思うのです。

カウンセリングでも、その支えが、回復や再建のための小さな勇気や一歩につながっていくように。私自身も歩みを止めず、これからも学びを重ねながら、一つひとつの出会いを大切にしていきたいと思います。

さて、春めく日を待ちわびて畑では小さなオトモダチたちが次々にお目覚めです・・(怖)。畑仲間さんの出勤率がグンと上がり、菜園は賑やかになってきました。

慌ただしく流れる時間には逆らえずにいますが、手仕事を楽しんで、丁寧に日々を感じていけたらと思います。

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