衣替えに冬布団の準備、台所では蒸し料理が続くようになり、冬の始まりを感じます。
我が家の畑では、いちごが冬越しの準備に入りました。いちごは多年草で、秋から冬にかけて気温が下がると生育が緩やかになり、休眠状態に入ります。一見、朽ち果てたように見えますが、静かに暖かい春を待っているんですよね、植物は忍耐強いです。
先日、友人たちと出掛けた宝永山ハイキングでも、木苺がたくさん自生していました。
富士山の六合目付近の厳しい環境に適応しながら生きる植物たちの姿に、それはもう驚きの連続です。
それぞれの木々や植物たちが、限られた日差しをどう浴びるか、栄養の乏しい場所でどう生きるか、強い風に倒されないようどう根を張るか、自然の中で生き抜くための見事な仕組みにただただ感動でした。
さらには、岩肌に張りつくように生きる地衣類にも目を奪われました。ふわふわ~と綿あめのような姿で、空気中の水分を取り込み、光合成をしながら生きているそうです。土のない岩の上にも生育し、長い年月をかけて土壌づくりにも関わっているのだとか。土に根を張ることなく、周囲から必要なものを取り込んで命をつなぐ姿は、愛おしくもあります。

植物たちは、ただその場所で自分なりの生き方を見つけているかのようで逞しい。人間も誰かと比較することなく、もっとシンプルに、今いる場所でしなやかに過ごせたらいいのにね。
そんなことを思いつつも、隣の畑の大根とわが家の大根の育ちを比べて、軽く落ち込むわたしは、実に小さいなぁと思います(笑)
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